映画「あの鷹巣町の その後」完成のお知らせ
寒さの増します今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか
去る10月、十数年来取材を続けてきました秋田県鷹巣町に関する新作が完成しました。
「住民が選択した町の福祉」(1997年)、「問題はこれからです」(1999年)に続く
第3作「あの鷹巣町のその後」(演出 羽田澄子、180分)です。
多くの方々にみていただきたい、特に前々作、前作をご覧いただいた皆様には
是非みていただきたいと思いましてお知らせいたします。
秋田県鷹巣町は、1991年、高齢者福祉の充実を掲げた若い岩川徹氏が町長に当選して以来、
住民参加を基礎にして高いレベルの高齢者福祉を築きあげてきました。
ところが2003年の町長選挙で、岩川氏は、町村合併を推進する対立候補に大敗してしまいました。
新しい町長は、「福祉のやりすぎだ」といい、町の福祉政策は大きく変化しました。
いったい鷹巣町に何がおきたのか。この映画では、福祉政策を進めてきた鷹巣町を振り返るとともに
2003年以降、多くの関係者に取材をかさね、2005年9月までの町の変化を追いました。
それは、十数年前、鷹巣町を取材しはじめたときには想像もしえない、驚くべきものでした。
(作品には昨年発表したビデオレポート「あの鷹巣町に何がおきたのか」取材分も含まれます)
2005年3月22日、4つの町が合併し、鷹巣町はなくなり、北秋田市となりました。
町村合併問題をはじめ、「身の丈福祉」、「官から民へ」など、鷹巣町が直面した問題は、
今まさに日本の各地で私達が直面している問題でもあります。
現在「ケアタウンたかのす」など、いままで高いレベルの高齢者福祉を支えてきた仕組みは危機的状況に陥り、
福祉に携わる関係者は厳しい戦いを強いられています。
私達は「すこしでも早く、多くの方々に、この問題を共有していただきたい」と思い、
12月1日より、自主上映会用にビデオ販売を開始することにいたしました。
今までは、自主上映会には16mmプリントを貸し出しておりましたが、
16mmプリントですと用意できる本数に限りがあり、
又、16mmフィルムが上映できる会場の確保や上映組織づくりなども必要となります。
費用に関しても、プリント貸出し料金ですとそれなりの金額にせざるを得ません。
私達は、このような自主上映会開催にともなう負担を軽減し、
1日でも早く、広くこの映画を観る機会を企画していただきたいと考えまして、
自主上映会用にビデオ販売をすることに踏み切った次第です。
| 映画「あの鷹巣町のその後」VHSテープ 180分 (1本のテープに前編115分、後編65分が入っています) 価格28000円(消費税、送料込み) * 自主上映会の規模、入場料の有無は問いません。 ある程度のサイズ以上のスクリーンで上映する場合は、 * 画質を保つためにDVCAMテープでの上映をお勧めします。 別途お問い合わせください。 図書館にも、館外貸出しを含めて右記の料金で販売いたします。 * ご購入は住所、氏名明記のうえ、Fax・メールでお申し込みください。 Tel 03−3463−7543 ・Fax 03−3496−4295 e-mail jiyu-kobo@nifty.com |
この映画は、今までの作品と同じく、自己資金で製作費をまかなっています。
ビデオの売上により映画製作が支えられております。何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。
1人でも多くのかたに映画をみていただけるよう、自主上映会の輪が広がることを願っております。
自由工房 スタッフ一同